クラニオセイクラル・バイオダイナミクス(頭蓋仙骨療法)とは、

クラニオセイクラル(別名 頭蓋仙骨療法、クラニオ、クレニオ、クラニアルセイクラル・セラピー)は、オステオパシーの創始者であるDr.アンドリュー・テイラー・スティルの直弟子だったウイリアム・ガーナー・サザーランドによって開発された。

クラニオセイクラルは、これまで施術者が外力を加えることによって頭蓋仙骨系の関節の動きを調整し、症状を和らげるという、アプローチに重点がおか れていた。しかし近年、より穏やかで繊細なタッチを用いるアプローチが開発され、世界的に影響力を広げつつある。後者は自分たちの方法をバイオダイナミックなアプローチと呼び、それと区別するために前者の方法をバイオメカニカル(生体機械論的)なアプローチと呼んでいる(従って、前者が自ら「私たちのクラ ニオセイクラルはバイオメカニカルなアプローチです」と言っているわけではない)。 なお、バイオダイナミックとは辞書的には「生体力学的」という意味だが、バイオメカニカルなアプローチが解剖・生理に基づいた主に形態的な(あるいは機械論的な)面からの施術であるのに対して、人間を部分の集合体ではない「一つのもの」としてとらえて施術するという考え方を取っているという意味では、「生体全体論的」と解釈するのが、より正確だろう。

バイオメカニカルなクラニオセイクラルの代表的なものがジョン・アプレジャーの開発したクラニオセイクラル・セラピー(CST)であり、世界的に見 てもクラニオセイクラルとして行われているものの大半がこのCSTである。そしてバイオダイナミックなクラニオセイクラルの代表的なものがマイケル・ケーンやフランクリン・シルズらの提唱するクラニオセイクラル・バイオダイナミクスである。

バイオダイナミクスでは、クライアントの体内で作用する力 (フォース)や 第1次呼吸と呼ばれる潮流(タイド)、治癒力(ポーテンシー)、体液の流れ、組織の状態などに耳を傾け、クライアントの持つ健全さや内側から起こってくる自己調整をサポートすることを目的としている。

 

(Wikipedia クラニオセイクラル・バイオダイナミクス抜粋)

 

今まで、勉強してきて、身内、友人、会社関連の人達とその人達から口コミで伝わった人達だけで続けていた。さまざまな人達をセッションし続けて確実に効果があることを確信した。そして、それをを外向きに営業しようと、ふと思い立った。

このワークは1900年初頭アメリカのオステオパシーという医療体系の手技の一つとして ウィリアム・ガーナー ・サザーランドというお医者さんが見出したことから生まれる。 歴史的なことはそんなに詳しくないが、以下の通り想像する。 オステオパシーの創設者のメンバーの人たちは間違いなく、スピリチュアルな感性をもっていた。そして組織が大きくなるにつれ、皆はオステオパシーをアカデミックなものにしたくなった。大学を作り近代医学のステータスが欲しかった。表向きに近代化を推進するその裏で、現代の科学では合理的に説明できないものは端に追いやられて細々と受け継がれていく。

きっとそれがクラニオセイクラル・バイオダイナミクスだ。

一方、その思想は他のセラピーに影響を与え、逆に東洋思想などの考え方をも取り入れ、いくつかの流派にも分かれ、そして僕がこの日本で勉強するというところまでに辿り着く。
 
僕は2006年からサラリーマンをしながら整体を勉強していた。
いろいろなテクニックが知りたかった。
そのテクニックの一つとして、クラニオセイクラル・バイオダイナミクスを習うことにした。

 

でも、習い始めて驚いた。
テクニックというよりも考え方(思想)だった。
やることの主なことは、自分自身を感じ見つめることだった。

しかし、それで相手に変化が現れる。

テクニックを習得しそれを相手に施すというものと180度違うものだった。

そして、僕はクラニオセイクラル・バイオダイナミクスの虜になった。

 

 

 とにかく、他では味わえない気持ち良さがある。そして非常に効果がある。

何よりこの気持ち良さが際立つのは、プラクティショナーがただ触っているだけなのに、このように感じるからだ。

 

 あと安心感に浸される。例えて言うと、小さい頃、病気の時に母親にに枕元で見守ってもらっているような、、あの懐かしい感覚。

 

 場合によっては、痛みなんかもでる。先ほどのようにただ触っているだけなのにだ。しかも触っていない別の箇所なんかに痛みなど違和感が出てくる場合もある。そういうことをプラクティショナーはクライアントとともにプロセスする。それがプラクティショナーの仕事となる。そのためにプラクティショナーは勉強し、理解し、経験する。

 

 単純に不快なところをモミモミして気持ちよくなった。。ではなく、

何らかのテクニックで瞬間に痛みを取る。。でもなく、

 

 クライアントはそういうプロセスを経ることによって更なる”気持ち良さ”を納得する。

 

 一般的にはクラニオ(クレニオ)セイクラル・セラピーと呼ばれるものが伝わっている。脳と脊髄の周りに取り囲まれている硬膜との間に脳脊髄液という衝撃を吸収する液が満たされており、それが頭蓋、脊髄、仙骨の無意識的なポンプ的な動きによって循環するという仮説を立て、その循環を促進させる。そのための手法としてCRI(クレニオ・リズム・インパルス)を感じて、バイオメカニカル的にバランスを整えていくことを目的とする。

 

 クラニオセイクラル・バイオダイナミクスはもう少し広い概念をもつ。

具体的には、CRI以外にもう少し間隔の長い2つのリズムを感じられるようにする。

 

CRI    (1分間に8~14サイクル)

ミッドタイド (1分間に2.5サイクル)

ロングタイド (100秒に1サイクル)

 

  そして、プラクティショナーは目の前にある問題に対して、治そうと意図を持たないようにする。クライアントの体内で作用する力 (フォース)や 第1次呼吸と呼ばれる潮流(タイド)、治癒力(ポーテンシー)、体液の流れ、組織の状態などに耳を傾け、クライアントの持つ健全さや内側から起こってくる自己調整をサポートすることを目的としている。施す側は只々上記のリズムを感じているだけ。

 よく野口整体などの思想の中で、治すのは本人の治癒力だと耳にする。

耳触りの良い表現だ。でもよくよく考えてみれば当たり前のことだ。それでも治らないので意図的な施術をしてもらうのだ。普通そう考える。

 

 しかし、クラニオセイクラル・バイオダイナミクスに出会って、意図を持たない施術がより強力であるという事実を目の当たりにする。

 

 野口整体では気(愉気)という概念で説明する。”する方は何も考えず、ただ手を置くことだけです。「治そうとか自分から気を出そう」と気張ったりしないことです。 ただゆったりとした気持ちでゆっくり呼吸をしましょう。何も考えない何もしようとしないときに気は一番出るようです。”(整体協会ホームページより)

 

 クラニオセイクラル・バイオダイナミクスはリズムという切り口で説明する。

違う方便で説明しているだけなのだ。結果としては同じことだと思う。

 

 それは本来、誰にでもある何かインテリジェンスなもの、「その本質」をもっと人間は知るべきだ。気という目に見えないものを信じて感じるよりも、リズムというよりリアルなものを感じて行う方が腑に落ちる。そしてその存在の信憑性は高まるはずだ。

 

 そういうことを学べるクラニオセイクラル・バイオダイナミクスをもっと広めたいと思った。

 

 


由来はここの合気道でいうところの ”中心帰納”です。

 

よく言われる、その場における瞑想的な雰囲気という漠然とした”瞑想的な質”の事ではなく、その時にその人が感じている”具体的な質感(クオリア)”です。

 
その質感がいかに重要であるかということをお伝えしたいと考えてます。

 
このことを中心に据えて、ボディーワーク、武道、瞑想の共通点として言っているところを今のところ知りません。

 

当然、その度合いは熟練度によって変わり、

より深ければ、より相手にその影響を深く与えます。


では、この質感を獲得すると何がどう良いのか、、、

 
いろいろあるのですが、

先ず、自分が楽になれるということです。

周りのことに巻き込まれず、自分のことを冷静に見れるようになれます。

そして、自分のクセ(慣性)も見えてきます。

 

大体の人は、同じ問題となるところをクルクルを回っているのです。

もう一段うえに行きたいのに、いけない状況。

 一歩踏み出せばいいだけなのに、その背景に潜んでいる焦燥感。

 それを感じている自分がいるということです。

 そのクセは、思考にも感情にも体にも存在します。

 

いまは、それもプロセスだと理解しながら、やるべきことを粛々と進めていく。

 最後に、この中心帰納メソッドは、

 ファンタジー的なスピリチュアルなものでは全くなく、

 禅的にエゴをそぎ落とすことによって得られる無や空の一瞥の際に

 得られる体の中の感覚のことであり、

 

別の表現としては、ある種の変性意識に持っていくための内的感覚のことです。

中心帰納の質感がいかに、相手に影響があるか、、

 

 

一度お試しください。

         

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